男子バレーボール界の将来を担う存在として、注目を集めている一ノ瀬漣(いちのせ・れん)選手。
熊本県の名門・鎮西高校でエースを務め、2026年度には高校生でただひとり、男子日本代表の登録メンバーに選ばれました。
身長190cmの恵まれた体格と、高い打点から放つ強烈なスパイクが大きな武器です。
一方で、一ノ瀬選手について調べると、「最高到達点は何cm?」「中学時代から有名だったの?」「鎮西高校ではどんな成績を残している?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、一ノ瀬漣選手の身長と最高到達点、中学時代の経歴、鎮西高校での実績、日本代表に選ばれるまでの歩みについて紹介します。
- 身長は190cmで、VNLの大会登録では191cm
- 最高到達点は333cm
- 中学時代に全国優勝と海外遠征を経験
- 高校2年時にインターハイと国スポで全国2冠
- 2026年度男子日本代表に高校生でただひとり選出
一ノ瀬漣のプロフィール・身長・最高到達点
試合後に涙を流す
— バレーボールキング (@vking_jp) January 6, 2026
鎮西は勝利も2年生エースの一ノ瀬漣は涙「3年生に感謝したい」https://t.co/dlk20lgN0L pic.twitter.com/lRIjRY9Wlx
一ノ瀬漣選手の基本プロフィールは、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 一ノ瀬漣(いちのせ・れん) |
| 生年月日 | 2008年9月30日 |
| 年齢 | 17歳(2026年7月時点) |
| 出身地 | 佐賀県 |
| 出身中学 | 佐賀市立大和中学校 |
| 高校 | 鎮西高等学校3年 |
| 身長 | 190cm |
| 最高到達点 | 333cm |
| ポジション | アウトサイドヒッター |
| 日本代表 | 2026年度男子日本代表登録メンバー |
| 日本代表背番号 | 34 |
日本バレーボール協会の2026年度男子日本代表ページには、鎮西高校3年、2008年9月30日生まれ、身長190cmのアウトサイドヒッターとして掲載されています。
なお、「一ノ瀬蓮」と検索されることもありますが、バレーボール選手の正しい名前は「一ノ瀬漣」です。
「漣」は「さざなみ」とも読む漢字なので、「蓮」と混同されやすいのかもしれません。
一ノ瀬漣の身長は190cm
一ノ瀬漣選手の身長は、2026年度男子日本代表の登録メンバー一覧では190cmと公表されています。
一方、ネーションズリーグ2026の大会登録ページでは191cmと掲載されており、公式ページの間でも1cmの違いがあります。
高校生で成長期にあることや、計測・登録した時期の違いによって数字が変わった可能性が考えられます。
この記事では、現在の男子日本代表プロフィールに合わせて「身長190cm」としていますが、大会によっては191cmと紹介されていると覚えておくとよいでしょう。
日本代表のアウトサイドヒッターでは、髙橋藍選手が188cm、石川祐希選手が192cmです。
一ノ瀬選手は17歳にして、すでに日本代表の主力選手たちと並ぶほどの高さを備えています。
一ノ瀬漣の最高到達点は333cm
一ノ瀬漣選手の最高到達点は333cmです。
月刊バレーボールは、一ノ瀬選手が鎮西高校1年だった2024年のインターハイ前から、身長190cm、最高到達点333cmと紹介していました。
2025年の春高バレー出場時や、2026年4月に公開された日本代表選出の記事でも、同じく最高到達点333cmと掲載されています。
インターネット上では異なる数値が見られることもありますが、信頼できる競技メディアで複数回確認できる数字は333cmです。
そのため、現時点では「一ノ瀬漣選手の最高到達点は333cm」とするのが最も確実でしょう。
190cmの身長に加えて、330cmを超える高さからスパイクを打てることが、一ノ瀬選手の大きな強みです。
一ノ瀬漣の中学時代|全国優勝や海外遠征を経験
石川祐希、西田有志、高橋藍より早い…高校3年生が男子バレー日本代表“異例”の初選出「あの子は面白い」亡き名将も認めた逸材・一ノ瀬漣(17歳)とは何者か?(田中夕子)#バレーボール #volleyball #バレーボール男子日本代表 #一ノ瀬漣 #鎮西 #NumberWeb https://t.co/M1Z5bXfaxh
— Number編集部 (@numberweb) April 19, 2026
一ノ瀬漣選手は佐賀県出身で、中学時代は佐賀市立大和中学校に通っていました。
全国的に注目されるようになったのも、中学時代からです。
中学2年でドリームマッチに選出
一ノ瀬選手は中学2年時に、全日本ジュニアオールスタードリームマッチへ選出されています。
この大会は高校生や中学3年生が選ばれることが多いなか、一ノ瀬選手は中学2年生でただひとりメンバーに入りました。
当時から同世代のなかで、特に将来性を高く評価されていたことが分かります。
中学3年で全国優勝と海外遠征を経験
中学3年時には、佐賀バレーボールクラブU14のエースとして、第26回全国ヤングクラブ優勝大会に出場。
チームを全国優勝へ導きました。
さらに、全国中学生選抜のメンバーにも選ばれ、初めて海外でプレーする経験を積んでいます。
身長が高いだけでなく、中学時代から全国大会や選抜活動を経験していたことが、鎮西高校での活躍につながっているのでしょう。
小学生の頃から鎮西高校に憧れていた
一ノ瀬選手は佐賀県で育ちましたが、小学生の頃から鎮西高校の黄色いユニフォームに憧れていました。
当時の鎮西高校では、鍬田憲伸選手と水町泰杜選手がエースとして活躍。
春高バレーで、上がったトスを次々と決める姿を見たことから、鎮西高校への思いを強くしたそうです。
中学生になると、鎮西高校でエースを務めていた舛本颯真選手のプレーにも憧れ、佐賀県から熊本県の鎮西高校へ進学しました。
子どもの頃に憧れた学校へ進み、そこで自らもエースになるという夢を実現したことになります。
一ノ瀬漣の鎮西高校での実績
#天皇杯皇后杯バレー が昨日開幕👊
— フジテレビ☆バレーボール (@fujitv_volley1) December 12, 2025
高校生からSVリーガーまで
カテゴリーを超えた熱い戦いを繰り広げています🔥
九州ブロック代表の #鎮西高校 は初戦となったきょう#Vリーグ #ヴィアティン三重 に勝利し
あす #SVリーグ #日鉄堺BZ との対戦に挑みます✊🏻
鎮西高校のWエース #一ノ瀬漣 選手と… pic.twitter.com/ufKNx00bsI
一ノ瀬漣選手が進学した鎮西高校は、全国大会で何度も優勝している高校バレーの名門です。
一ノ瀬選手は入学直後からレギュラーに入り、1年生の頃からエースの一角として試合に出場しました。
故・畑野久雄前監督も、一ノ瀬選手が入学した当初から「あの子は面白い」と、将来性に期待を寄せていたそうです。
1年生から全国大会で活躍
高校1年だった2024年には、インターハイでベスト4を経験。
バックアタックを含めた攻撃力に加えて、入学後に鍛えてきたサーブレシーブでも成長を見せました。
強豪の鎮西高校で、1年生から攻守の中心を担っていたことになります。
高校2年でインターハイと国スポの全国2冠
高校2年だった2025年には、インターハイで全国優勝を果たしました。
一ノ瀬選手は鎮西高校のエースとして攻撃を引っ張り、4年ぶりとなるインターハイ制覇に貢献しています。
さらに、2025年の国民スポーツ大会でも優勝しました。
鎮西高校は準々決勝から決勝まで、すべてフルセットとなる厳しい試合を勝ち抜いています。
決勝の京都府代表・東山高校戦では、第5セットで3-8とリードされる苦しい展開から逆転勝利。
一ノ瀬選手もエースとして得点を重ね、鎮西高校をインターハイと国スポの全国2冠へ導きました。
春高バレー2026はベスト8
2025年度の鎮西高校には、インターハイ、国スポ、春高バレーの全国三冠が懸かっていました。
しかし春高を約1か月後に控えた2025年11月24日、長年チームを率いてきた畑野久雄監督が80歳で急逝。
亡くなる前日まで、春高へ向けた練習試合を行っていたなかでの突然の出来事でした。
その後は、畑野監督をコーチとして長年支えてきた宮迫竜司さんが監督を引き継いでいます。
春高バレー2026では準々決勝で東山高校と対戦しましたが、激戦の末に敗退。
鎮西高校はベスト8となり、学校初の全国三冠には届きませんでした。東山高校は、その後も勝ち進んで大会を制しています。
悔しい結果となりましたが、一ノ瀬選手は大会後すぐに気持ちを切り替えました。
3年生となった2026年度は、鎮西高校伝統のキャプテンナンバー「3」を背負い、主将兼エースとして再び全国の頂点を目指しています。
天皇杯ではSVリーグの強豪と対戦
一ノ瀬漣選手にとって、大きな自信につながった試合の一つが、2025年12月の天皇杯です。
鎮西高校は2回戦でVリーグのヴィアティン三重に3-1で勝利。
3回戦では、SVリーグの日本製鉄堺ブレイザーズと対戦しました。
日本製鉄堺には、身長200cmを超える世界トップクラスの選手もそろっていましたが、一ノ瀬選手は高いブロックを恐れずにスパイクを打ち込みました。
得意のクロススパイクやバックアタックに加えて、強烈なジャンプサーブに対応するサーブレシーブでも存在感を発揮。
男子日本代表のロラン・ティリ監督が見守るなかで、攻守に高い能力を示しました。
試合にはストレートで敗れたものの、第2セットは23-25と競り合いました。
高校生がSVリーグの強豪を相手に堂々とプレーした経験は、その後の日本代表選出にもつながったと考えられます。
一ノ瀬漣は17歳で男子日本代表に選出
今日から男子日本代表合宿が始まりました👊
— TBS バレーボール (@TBSvolleyboo) May 11, 2026
ティリ監督が積極的に選手たちと
コミュニケーションをとっていました🥰
1日目からかなりハードな練習に‼️
そして写真は高校時代によく戦っていた
早稲田大学 #川野琢磨 選手
🇯🇵代表初選出 鎮西高校 #一ノ瀬漣 選手の
仲良し2ショット✌️… pic.twitter.com/yp679mYFq5
2026年4月17日、日本バレーボール協会は2026年度男子日本代表の登録メンバーを発表しました。
発表時の37人のうち、高校生は一ノ瀬漣選手ただひとり。
高校生が男子日本代表の登録メンバーに選ばれるのは、2022年度の麻野堅斗選手以来となります。
石川祐希選手や髙橋藍選手など、世界で活躍する選手たちと同じ日本代表の登録メンバーに、17歳で名前を連ねたことになります。
一ノ瀬選手自身も、石川選手や髙橋選手を目標に挙げており、日本代表選出後には「世界で通用するプレーヤーになりたい」と語っています。
VNLの大会登録と試合出場は別
一ノ瀬選手は、ネーションズリーグ2026の大会登録選手にも背番号34で入っています。
ただし、大会登録メンバー全員が、各週の試合に出場できるわけではありません。
2026年7月27日時点で、一ノ瀬選手はVNL予選ラウンド第1週から第3週まで、各週の出場メンバーには選ばれていません。
現時点では「VNLに出場した高校生」ではなく、正確には「VNLの大会登録メンバーに入った高校生」です。
日本代表のトップ選手たちと同じ登録枠に入り、将来を見据えた育成や評価を受けている段階と考えられます。
高い打点からのバックアタックが武器
一ノ瀬漣選手の最大の武器は、最高到達点333cmの高さから放つスパイクです。
特に、後衛から助走して打ち込むバックアタックは、一ノ瀬選手を象徴するプレーの一つ。
前衛だけでなく後衛からも得点できるため、ローテーションにかかわらず相手にプレッシャーを与えられます。
高い打点から鋭角に打ち込むクロススパイクも得意としており、日本製鉄堺ブレイザーズとの試合でも、高いブロックにひるまず得意なコースへ打ち込みました。
攻撃だけでなくサーブレシーブもこなす
一ノ瀬選手は、攻撃だけを担当する選手ではありません。
アウトサイドヒッターとしてサーブレシーブにも参加し、守備をこなした直後に助走へ入ってバックアタックを打つことができます。
高校入学後は特にディフェンス面を鍛え、攻守の両方で成長してきました。
高さと決定力に加えて、守備にも参加できる点は、世界で戦うアウトサイドヒッターを目指すうえで欠かせない強みです。
まとめ
今回は、男子バレーボール日本代表に高校生で選ばれた、一ノ瀬漣選手について紹介しました。
- 身長は190cmで、VNLの大会登録では191cm
- 最高到達点は333cm
- 佐賀市立大和中学校出身
- 中学2年時にドリームマッチへ選出
- 中学3年時に全国ヤングクラブ優勝と海外遠征を経験
- 鎮西高校1年時からエースの一角として活躍
- 高校2年時にインターハイと国スポの全国2冠
- 2026年度男子日本代表に高校生でただひとり選出
- バックアタックとサーブレシーブを武器とするアウトサイドヒッター
一ノ瀬漣選手は、恵まれた身長と最高到達点だけでなく、攻撃と守備の両方でチームに貢献できる選手です。
2026年7月時点ではVNLの試合出場には至っていませんが、高校在学中に男子日本代表の登録メンバーへ選ばれたこと自体が、将来性の高さを物語っています。
鎮西高校で迎える最後のシーズンと、今後の日本代表での成長に注目していきたいですね。
