石川ケニーの経歴!オリックス6位指名もMLBを目指す二刀流の現在

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2026年のMLBドラフトで、佐々木麟太郎選手とともに注目を集めているのが、ジョージア大学の石川ケニー選手です。

石川ケニー選手は、150キロを超える速球を投げる左腕でありながら、外野手としても打率3割を超える成績を残している二刀流選手です。

2025年のプロ野球ドラフトではオリックス・バファローズから6位指名を受けましたが、すぐには入団せず、2026年もアメリカの大学でプレーを続けました。

つまり、ソフトバンクから1位指名を受けた佐々木麟太郎選手と同じく、すでにNPB球団から指名されながらMLBドラフトにも臨むという異例の立場にあります。

この記事では、石川ケニー選手の経歴や現在の成績、ハワイ生まれのルーツ、オリックスへの入団状況、MLBドラフト後の進路について紹介します。

目次

石川ケニーのプロフィール

石川ケニー選手のプロフィールを紹介します。

項目内容
名前石川ケニー
英語表記Kenny Ishikawa
生年月日2004年4月7日
年齢22歳(2026年7月時点)
出生地アメリカ・ハワイ州
出身地神奈川県横浜市
ルーツ日本人の父親・アメリカ人の母親
言語日本語・英語のバイリンガル
身長約180cm
体重約88kg
投打左投げ左打ち
ポジション投手・外野手
出身高校明秀学園日立高校
大学亜細亜大学→シアトル大学→ジョージア大学
NPBドラフト2025年オリックス6位

石川ケニー選手は、投手と外野手の両方でプレーする二刀流選手です。

ジョージア大学の公式プロフィールでは、身長5フィート11インチ、体重193ポンド、左投げ左打ちの投手兼外野手として登録されています。

日本の高校、大学を経てアメリカへ渡り、現在は全米トップレベルの大学野球でプレーしています。

石川ケニーの現在|ジョージア大学で二刀流として活躍

石川ケニー選手は現在、アメリカ・ジョージア州にあるジョージア大学に所属しています。

ジョージア大学の野球部は、アメリカ大学野球の最高峰にあたるNCAAディビジョン1に所属する強豪チームです。

石川選手が加入した2026年、ジョージア大学は53勝14敗を記録。SECのレギュラーシーズンとトーナメントを制し、カレッジ・ワールドシリーズでも3位タイに入る好成績を残しました。

その強豪チームで、石川選手は投手と外野手の二刀流として起用されています。

石川ケニーの2026年打撃成績

試合打率本塁打打点
38.336321

打者としては38試合すべてに先発出場し、125打数42安打、打率.336を記録しました。

守備では左翼手で20試合、右翼手で13試合、中堅手で4試合、指名打者で1試合に先発しています。

外野の3ポジションを守りながら、強豪校でも打率3割を超える成績を残したことから、野手としての対応力の高さがうかがえます。

石川ケニーの2026年投手成績

登板先発勝敗防御率投球回
1061勝1敗14.4414回1/3

投手としては、打者として出場した38試合とは別に10試合へ登板し、うち6試合に先発しました。

投打を合わせると48試合に出場し、合計44試合で先発したことになります。

2026年は少ない投球回の中で失点が重なり、防御率は14.44となりました。

投手としては苦しいシーズンになりましたが、全米屈指の強豪校で投打の両方に挑戦した経験は、今後の進路を考えるうえでも大きな財産になりそうです。

なお、ジョージア大学では同じ試合で投手と野手の両方を務めるのではなく、投手として登板する試合と、野手として出場する試合を分けて起用されていました。

石川ケニーの経歴|明秀日立からアメリカへ

石川ケニー選手の経歴を時系列でまとめると、次のとおりです。

  • 瀬谷リトルシニア
  • 明秀学園日立高校
  • 亜細亜大学
  • シアトル大学
  • ジョージア大学

日本の大学からアメリカへ渡り、さらに全米屈指の強豪大学へ移った、非常に珍しい経歴の持ち主です。

明秀日立では春夏の甲子園に出場

石川ケニー選手は、小学校4年生のときに野球を始めました。

中学時代は神奈川県の瀬谷リトルシニアに所属し、2年生でレギュラーとして全国大会を経験しています。

高校は茨城県の強豪・明秀学園日立高校へ進学しました。

高校3年生だった2022年には、春の選抜高校野球大会と夏の全国高校野球選手権大会に出場。主将としてチームを引っ張りました。

高校時代から長打力のある左打者として活躍し、投手としても140キロ台の速球を投げる二刀流選手として注目されています。

亜細亜大学では1年春から4番を経験

高校卒業後は、東都大学野球リーグに所属する名門・亜細亜大学へ進学しました。

亜細亜大学では、1年春から4番打者として出場した試合もあり、入学直後から打撃力を評価されていました。

一般的には、日本の大学で4年間プレーしてからNPBを目指すことも考えられる立場です。

しかし石川選手は、日本の大学にとどまらず、アメリカの大学で野球を続ける道を選びました。

なぜ亜細亜大学からアメリカへ渡った?

石川ケニー選手はインタビューで、亜細亜大学の監督交代を機に、自身の将来やプレースタイルを改めて考えるようになったと語っています。

その後、2023年夏にアメリカのサマーリーグへ参加。

そこでのプレーが評価され、ワシントン州にあるシアトル大学からオファーを受けました。

石川選手はそのチャンスをつかみ、2023年9月にシアトル大学へ編入しています。

日本の大学野球の名門でレギュラーを目指す道ではなく、言葉や生活環境も異なるアメリカへ渡る決断をしたことになります。

MLBを目指すうえで、より直接的に現地のスカウトへアピールできる環境を選んだと考えられます。

シアトル大学で二刀流として才能が開花

シアトル大学では、投手と野手の二刀流として本格的にプレーしました。

2025年は打者として51試合に先発出場し、チームトップとなる打率.318、OPS.982を記録。8本塁打、32打点を残しました。

投手としても19試合に登板し、5勝6敗、1セーブ、防御率4.21。66回1/3を投げて73三振を奪っています。

その活躍により、所属カンファレンスの優秀選手で構成されるオールWACファーストチームに選出されました。

シアトル大学の選手が同賞を受賞するのは、2016年以来だったと紹介されています。

打者としてチームトップクラスの成績を残しながら、投手としても先発ローテーションを担っていたことになります。

石川選手がアメリカで二刀流として評価を高めた、大きな転機となるシーズンでした。

強豪ジョージア大学へ転校

シアトル大学で結果を残した石川ケニー選手は、2026年シーズンからジョージア大学へ移りました。

石川選手はインタビューで、ジョージア大学から投手と打者の両面を伸ばすための具体的な育成方針を示されたことが、転校を決める理由になったと説明しています。

投打のどちらかに絞るのではなく、二刀流を続けられる環境だったことも大きかったようです。

シアトル大学よりもさらに競争の激しい強豪校へ移ったため、単に転校を繰り返したというより、MLBを目指して段階的にレベルの高い環境へ進んできたといえるでしょう。

石川ケニーはハーフ?ハワイ生まれのルーツを調査

石川ケニー選手は、日本人の父親とアメリカ人の母親を持つハーフです。

2004年4月7日にアメリカ・ハワイ州で生まれ、幼少期に家族とともに日本へ移住しました。

その後は神奈川県横浜市で育ち、中学時代は瀬谷リトルシニア、高校は茨城県の明秀学園日立高校でプレーしています。

石川選手は英語と日本語の両方を流暢に話すバイリンガルでもあります。

日本とアメリカの両方にルーツを持ち、日本の高校・大学野球を経験したあと、アメリカの大学野球へ挑戦した経歴は、石川選手ならではといえるでしょう。

なお、大学の公式プロフィールでは、石川選手が5人きょうだいの家庭で育ったことも紹介されています。

オリックス6位指名も入団保留|MLBドラフト後の進路は?

石川ケニー選手は、2025年10月に行われたプロ野球ドラフト会議で、オリックス・バファローズから6位指名を受けました。

NPBの公式指名選手一覧では、ジョージア大学所属の投手として掲載されています。

しかし、石川選手は指名後すぐにオリックスへ入団せず、2026年もジョージア大学でプレーしました。

その背景にあるのが、MLBドラフトへの挑戦です。

オリックスとの交渉期限は2026年7月31日

海外の学校に在籍する選手の場合、NPB球団との交渉期限は、国内の学校に所属する選手とは異なる場合があります。

ジョージア大学の公式プロフィールには、石川ケニー選手について、オリックスから2025年のNPBドラフト6巡目で指名され、2026年7月31日まで契約できると記載されています。

そのため石川選手は、2026年のMLBドラフトの結果を確認したうえで、進路を判断できる状況です。

考えられる主な選択肢は次のとおりです。

  • MLB球団から指名を受けて契約する
  • オリックスと契約してNPB入りする
  • ジョージア大学に残ってプレーを続ける

MLBドラフトで指名されたとしても、必ずその球団と契約しなければならないわけではありません。

指名順位や契約金、球団から提示される育成方針などを踏まえて、最終的な進路を決めることになります。

なお、石川選手がMLBドラフトで指名された場合、MLB球団との契約期限は米国東部時間2026年7月27日午後5時、日本時間では7月28日午前6時です。

オリックスとの交渉期限は7月31日のため、MLB球団と契約するかどうかを決めたあと、オリックス入りを判断できる日程になっています。

2026年MLBドラフト1日目では指名されず

2026年のMLBドラフトは、現地時間7月11日と12日の2日間にわたって行われます。

1日目には1巡目から4巡目まで、合計135人が指名されましたが、石川ケニー選手の名前は呼ばれませんでした。

2日目には5巡目から20巡目までの指名が行われるため、石川選手がどの球団から、どのポジションで評価されるのかが注目されます。

【追記欄】

※MLBドラフト2日目終了後、指名球団・指名順位、または指名されなかったことをここに追記します。

佐々木麟太郎もNPBかMLBかで注目

石川ケニー選手と似た状況に置かれているのが、スタンフォード大学の佐々木麟太郎選手です。

佐々木麟太郎選手は、2025年のNPBドラフトで福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けています。

一方の石川選手は、オリックスから6位指名を受けました。

指名順位やプレースタイルは異なりますが、2人には、

「NPB球団から指名を受けたあともアメリカの大学でプレーし、翌年のMLBドラフトに臨んだ」

という共通点があります。

日本の高校野球を経験した有望選手が、NPBだけでなくアメリカの大学やMLBも視野に入れて進路を選ぶ時代になったことを象徴する2人といえるでしょう。

佐々木麟太郎選手の家族やこれまでの経歴については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【佐々木麟太郎選手の記事への内部リンク】

石川ケニーのプレースタイル|投打で活躍する二刀流

石川ケニー選手の最大の特徴は、投手と打者の両方で高い能力を持っていることです。

高校時代から二刀流として活躍し、アメリカの大学へ渡ってからも投打の両方を続けてきました。

投手としては最速156キロの左腕

石川ケニー選手は、左投げから最速156キロのストレートを投げる本格派左腕です。

高校時代は140キロ台の速球を投げていましたが、アメリカの大学でトレーニングを重ね、球速を伸ばしました。

2025年のシアトル大学では66回1/3を投げ、73奪三振を記録。

四球は22個に抑えており、力のあるストレートだけでなく、三振を奪う能力と制球力の両方を示しています。

2026年は防御率14.44と苦しみましたが、150キロを超えるボールを投げられる左腕は希少です。

オリックスも2025年のドラフトでは、石川選手を投手として指名しています。

打者としては確実性と長打力が魅力

打者としての石川ケニー選手は、左打席から強い打球を放てる点が魅力です。

2025年は打率.318、8本塁打、OPS.982を記録。2026年も強豪ジョージア大学で打率.336を残しました。

所属する大学のレベルが上がっても打率を伸ばしていることから、打撃の確実性は高く評価できそうです。

外野の3ポジションで先発した経験があり、打撃だけでなく守備面でも起用の幅があります。

プロでは投手と野手のどちらで勝負する?

石川ケニー選手がプロ入りした場合、投手と野手のどちらを中心にプレーするのかも注目されます。

オリックスは投手として指名していますが、2026年のジョージア大学では、投手よりも外野手として多くの試合に出場しました。

打者としては2年続けて打率3割を超えている一方、投手としては2026年に成績を落としています。

大学での直近の実績だけを見ると、野手としての方が安定して結果を残しているといえるでしょう。

ただし、最速154キロを投げる左腕という素材も魅力です。

今後は二刀流を続けるのか、投手または野手のどちらかに専念するのか、契約する球団の育成方針も進路を左右しそうです。

まとめ

今回は、石川ケニー選手の経歴や現在、ハワイ生まれのルーツ、オリックスへの入団状況について紹介しました。

石川選手は明秀日立高校で春夏の甲子園に出場し、亜細亜大学を経てアメリカへ渡った異色の経歴を持つ二刀流選手です。

シアトル大学で投打に活躍したあと、2026年は強豪ジョージア大学で打率.336を記録しました。

2025年のNPBドラフトではオリックスから6位指名を受けていますが、現在はMLBドラフトの結果を踏まえて進路を決める立場にあります。

ソフトバンクから1位指名を受けた佐々木麟太郎選手とともに、どの道を選ぶのか注目されますね。

日本の高校・大学野球を経験してからアメリカへ渡り、NPBとMLBの両方を視野にプロ入りを目指す石川ケニー選手。

その決断は、日本の有望選手がプロを目指すルートの多様化を象徴するものになるかもしれません。

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