ミラノ・コルティナ五輪のペアフィギュア日本代表の長岡柚奈(ながおかゆな)さん。
実力派スケーターである長岡柚奈さんの進路や学歴にも注目が集まっています。
この記事では、長岡柚奈の大学進学の有無を軸に、学歴と経歴をわかりやすく整理します。
具体的には、
- 長岡柚奈は大学に進学していないのか
- 出身中学・高校はどこなのか
- ペア転向のきっかけ
- 五輪切符までの逆転劇
- これまでの大会実績
を詳しく解説しています。
オリンピック出場までの背景にはどんな覚悟があったのでしょうか。
この記事を読めば、長岡柚奈さんの進路選択とミラノ・コルティナ五輪出場までの軌跡が一気に理解できます。
長岡柚奈は大学に行ってない?高校卒業後の進路を決めた理由がすごい!

長岡柚奈さんは大学には進学していません。
2026年2月現在は20歳で、木下アカデミー所属のペアフィギュアスケート選手として活動しています。
長岡柚奈さんは、2023-24年シーズンから森口澄士さんとペアを結成し、練習拠点を京都へ移しました。
- 長岡柚奈 高校3年生
- 森口澄士 大学4年生
のときのことです。
この時期はちょうど高校卒業と重なるタイミングでした。
ペア競技はシングル以上に練習時間が必要で、パートナーとの連携も不可欠です。
さらに拠点移動を伴うとなると、大学進学との両立はかなりハードだったと考えられます。
長岡柚奈さんも過去のインタビューで「進学しなかった理由」について触れています。
目標は2年後のオリンピックに出場することなので、澄君も無事に大学を卒業できたということで、ペアにかける時間を増やすこともできます。私が大学に入ったら、澄君はフリーなのに、私は大学があって練習ができないということが、今後の目標のためにも負担になると思いました。
引用:J SPORTS コラム&ニュース
森口澄士さんとのペア結成を機に、2人で世界を目指す覚悟を選んだ進路でした。
全日本選手権優勝や国際大会出場という実績を見ると、競技に完全コミットする決断が功を奏したようですね。
では次に、長岡柚奈さんの学歴を中学から時系列で整理していきましょう。
学生時代からどんな歩みをしてきたのかが見えてきます。
長岡柚奈の学歴を時系列で紹介

長岡柚奈は北海道札幌市で学生時代を過ごしました。
中高一貫校で学びながら、フィギュアスケートと両立。
高校時代までは女子シングルとして活動し、在学中には全国大会にも出場しています。
そして高校3年のタイミングでペアに転向しています。
まずは中学校時代から順番に見ていきましょう。
長岡柚奈の出身中学校
長岡柚奈さんは藤女子中学校に通っていました。
北海道札幌市にあるカトリック系の中高一貫校で、いわゆるスポーツ強豪校というタイプではありません。
どちらかというと、落ち着いた校風の“お嬢様学校”として知られています。
そんな環境の中で、長岡柚奈さんはフィギュアスケートと学業を両立していました。
中学時代からすでにフィギュアスケート選手として活動しており、競技と学業を両立していました。
当時の長岡さんの滑りを見た方は「滑らかな体の使い方」を評価していました。
「難解な曲に合わせて、細かい所まで音を取っていく。滑らかな体の使い方で、多彩な動きをしてもしっかりと魅せることができ、テンポにもついていけている。」
引用:Lenaのフィギュアスケート観戦論
中学生にして、すでにフィギュアスケート界で頭角を現していたことがわかりますね。
当時は女子シングルの選手として活動し、所属クラブで本格的な練習を重ねていました。
フィギュアスケートは学校の部活動ではなく、外部クラブ中心の競技です。
つまり、学校のサポートに頼るのではなく、自ら時間を管理しながら競技を続けていたということです。
思春期の時期にそのバランスを保つのは簡単ではありません。
それでも長岡柚奈さんは競技を継続し、全国大会を目指すレベルへと成長していきました。
この中学時代の積み重ねが、高校での大きな転機へとつながっていきます。
長岡柚奈の出身高校
長岡柚奈さんは藤女子高等学校に進学しています。
藤女子中学校からの内部進学で、そのまま中高一貫の環境で学びました。
藤女子高校もスポーツ強化校ではなく、のちに長岡柚奈さんのオリンピック出場を「本校初」と紹介しています。
卒業生の長岡さん 本校初 オリンピック出場決定!
引用:藤女子中学校・高等学校
高校時代も女子シングルの選手として活動を続けています。
2023年の全国高等学校スケート選手権大会では10位という成績を残しました。
学業と競技の両立はさらにハードになっていたはずです。
大会、遠征、練習に加え、高校生活もこなす日々だったと考えられます。
そして高校3年にあたる2023-24シーズン、長岡柚奈さんは大きな決断をします。
女子シングルからペアフィギュアスケートへの転向です。
このタイミングで森口澄士さんとペアを結成し、練習拠点を京都へ移しました。
ここが競技人生の大きな分岐点です。
高校卒業後は大学進学せず、より一層競技にコミットしていきます。
パートナーである森口澄士さんについても気になる人は多いのではないでしょうか。
森口澄士さんの学歴やこれまでの経歴については、こちらの記事で詳しくまとめています。

長岡柚奈のフィギュアスケート経歴や実績がすごい!
長岡柚奈さんの経歴は、シングルからペアへの大胆な転向が大きな特徴です。
高校時代までは女子シングルとして活動し、全国大会にも出場していました。
そして2023-24シーズンから森口澄士さんとペアを結成し、京都を拠点に本格始動します。
環境も種目も変わる中で、短期間で結果を出している点が本当にすごいところです。
ここではスケートを始めたきっかけから、ペア転向、そして現在までの歩みを整理していきます。
長岡柚奈がスケートを始めたきっかけ

長岡柚奈さんの生まれは北海道の洞爺湖町です。
物心ついた頃から札幌で育っているので、札幌出身と紹介されることもあります。
5歳からスケートに親しみ、小学生からクラブに所属して本格的に競技を始めました。
オーロラFSCやロイズFSCなどで経験を積み、女子シングル選手として実力を伸ばしていきます。
ジュニア時代には全日本ジュニア選手権にも出場しています。
コツコツと基礎を積み上げてきたことが、その後の転向にも活きています。
この土台があったからこそ、ペアという新しい挑戦にも踏み出せたのかもしれません。
では次に、最も大きな転機となったペア転向について見ていきましょう。
長岡柚奈のペア転向の理由
長岡柚奈にとって最大の転機は、2023-24シーズンのペア転向です。
中学生の頃に日本スケート連盟関係者からペアへの転向を勧められたことが、ペアフィギュアに興味を持つきっかけとなりました。
長岡柚奈さんは小柄であったことから、ペアに向いていると考えられたようです。
それまでは女子シングルとして活動していましたが、高校3年のタイミングで森口澄士さんとペアを結成しました。
シングルとペアでは求められる技術も練習内容も大きく異なります。
リフトやスロージャンプなど、身体的にも精神的にも新しい挑戦が必要です。
さらに、所属を木下アカデミーに移し、練習拠点を札幌から京都へ変更しました。
高校卒業と同時にこの決断をした背景には、より高いレベルを目指す強い覚悟があったと考えられます。
実際、結成初年度からグランプリシリーズNHK杯に出場し、全日本選手権では優勝を果たしました。
短期間で結果を出している点が、この転向の成功を物語っています。
では次に、木下アカデミー所属後の成長と実績を詳しく見ていきましょう。
木下アカデミー所属後の成長
長岡柚奈さんはペア転向と同時に、木下アカデミーに所属しました。
練習拠点は京都です。
環境を大きく変えたことで、競技レベルは一気に引き上げられました。
2023年のグランプリシリーズNHK杯では8位に入り、国際舞台での第一歩を踏み出します。
さらに同シーズンの全日本選手権では優勝という結果を残しました。
結成初年度でのタイトル獲得は、かなりインパクトがあります。
その後も着実に実績を積み重ね、2025年の四大陸選手権では3位に入り、主要国際大会で初の表彰台を獲得しました。
ペアとしての完成度も年々高まっています。
短期間でここまで成長している点が、長岡柚奈さんのすごさです。
オリンピックの切符を掴むまで
ミラノ・コルティナ五輪出場の裏には、解散寸前の危機がありました。
転機となったのは、2025年3月に行われたボストン世界選手権です。
ショートプログラム上位20組がフリーに進み、五輪出場枠を獲得できる状況でした。
しかし結果は22位で、条件を満たすことができませんでした。
長岡柚奈は自身のミスに強い責任を感じ、「迷惑ばかりかけている。もう辞める」と現地で解散を申し出ます。
それほどまでに追い詰められていました。
森口澄士は3日間かけて引き留め、「僕は柚奈ちゃんとしかペアをやらない」と説得します。
その言葉に長岡柚奈さんの覚悟は変わり、ラストで五輪出場の夢を果たしました。
「私が中途半端に諦めて、この2年を無駄に過ごしたと思わせたくない」と思いとどまり、ラストチャンスだった同9月の五輪最終予選で切符をつかんだ。
引用:日刊スポーツ
もしあの時、諦めていたらミラノ五輪はありませんでした。
この経験こそが、長岡柚奈さんと森口澄士さんの絆を最も強くした瞬間です。
森口澄士さんとの関係性については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

長岡柚奈の経歴と実績の年表
ここで一度、幼少期から現在までの歩みを年表で整理してみましょう。
流れで見ると、進路選択の意味もよりはっきりしてきます。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 幼少期 | 北海道札幌市でスケートを始める |
| ~2022年 | 女子シングルとして活動 |
| 2022年 | 全日本ジュニア選手権出場(23位) |
| 2023年 | 全国高等学校スケート選手権大会10位 |
| 2023-24 | 森口澄士とペア結成・木下アカデミー所属 |
| 2023年 | GP NHK杯 8位 |
| 2023年 | 全日本選手権 優勝(ペア) |
| 2025年 | 全日本選手権 優勝(ペア) |
| 2025年 | アジア冬季競技大会 3位 |
| 2026年 | 四大陸選手権 3位 |
| 2026年 | ミラノ・コルティナ五輪出場 |
長岡柚奈のプロフィール
長岡柚奈の基本プロフィールを整理します。
- 名前:長岡 柚奈(ながおか ゆな)
- 生年月日:2005年7月13日(2026年2月時点で20歳)
- 出身地:北海道札幌市
- 身長:157cm
- 所属クラブ:木下アカデミー
- 練習拠点:京都
- パートナー:森口澄士
- 種目:ペア(元女子シングル)
- 出身校:藤女子中学校・藤女子高等学校
- 主な実績:全日本選手権2回優勝、四大陸選手権3位、ミラノ五輪出場決定
高校卒業後は大学には進学せず、ペアフィギュアスケートに専念しています。
京都を拠点に森口澄士さんとともに世界を目指している選手です。
学歴を見ると堅実な歩みですが、経歴を見ると一気にトップレベルへ駆け上がっています。
今後さらに注目が集まる存在と言えるでしょう。
まとめ
今回の記事では、長岡柚奈は大学に行ってないのかという疑問を軸に、学歴と経歴を整理しました。
以下に要点をまとめます。
- 長岡柚奈は大学には進学していない
- 出身校は藤女子中学校・藤女子高等学校
- 高校3年で森口澄士とペアを結成
- 木下アカデミー所属で京都を拠点に活動
- 全日本選手権2回優勝
- 2026年四大陸選手権3位
- ミラノ・コルティナ五輪出場決定
藤女子というスポーツ強豪校ではない環境で競技を続け、高校卒業と同時に大きな決断をしました。
大学進学ではなくペア競技にコミットしたことで、短期間でトップレベルまで駆け上がっています。
ミラノ五輪の舞台でどこまで戦えるのかが大きな注目ポイントです。
ぜひ今後の試合にも注目してみてください。
